福島県いわき市から持ってきた紫陽花鉢の放射線量

2012年2月12日 23時07分 | カテゴリー: 放射能・原発

計測して、安心をもらいました!


 定期的にあやせネットで開催している放射能測定会に、紫陽花の鉢植えを持参しました。年末に、福島県いわき市の実家からもらってきたものです。原発事故後のいわきの土で、私の母が育てた苗です。

 いわきはそれほど放射線量が高くありませんが、父は未だに北北東からの風を「原発風」と呼び、鉢植えを持たそうとした母に「セシウムの土など持たすな」と言いました。帰省のたびにお土産に畑の野菜を持たせてくれた親戚たちも、原発事故後は「東京の人は福島の野菜はいらねぇべね」と言って届けてくれなくなりました。

 住み慣れた家や町を奪われた人たち。また、住み続ける選択をしても常に不安がつきまとい、風評被害などで仕事に対する誇りも傷つけられた人たち。事故の「収束宣言」後も終わったとは決して思っていない、たくさんの人がいることを、私たちはどう考えていけばよいのでしょうか。
 「多少は高い数値なのでは…」と心配しながらの測定でしたが、結局、鉢植えの放射線量はまったく問題ありませんでした。綾瀬の線量よりもかえって低いくらいの値です。ただ漠然と不安に思うだけではなく、実際に測って自分の目で確かめることができて、本当によかったと思いました。
 紫陽花は、春になったら庭に植えて育てます。6月には花が咲くでしょう。その成長が今から楽しみです。

        (永井)