閉そく感が増す現代において、「心が楽になる生活術」について考えることは有意義な時間となりました。特に「心の基礎体力を鍛えておく」ことは、自分のためだけではなく、子育て、親の介護、そしてご近所を含めた社会の中で生活する上で大切であると感じました。
コントロールできることとできないことを理解することで、心は楽になるとのこと。10人いれば10人違う考え方をする。たとえ親子であっても考えていることは違う・・・。当たり前のことであるが、日常生活の中で忘れがちではないだろうかと思いました。講演会の中で「1分間だけ気分のよかったことを話そう!」というコーナーがありました。たった1分間話すだけで、参加者全員が笑顔になったことは忘れられないことです。
年間3万人もの命が自ら失われている現実。画一性や同調性を求める管理的な社会のありようは、この現実問題に大きく関係しているのではと思わずにはいられません。孤立を深める現状に対して、少しでも助けとなる仕組みづくりを、関心ある仲間とともに今後も考えていきます。