安保法制強行採決 その傲慢さに歯止めを

  明日15日国会特別委員会において安全保障関連法案の採決が行われようとしています。
 この間、国会での審議をめぐり神奈川県内の各自治体議会では、鎌倉市の撤回を求める意見書が可決されたのをはじめ多くの動きがありました。
 中でも県内でいち早く可決された中井町の意見書の主旨は「慎重審議」ではありましたが、集団的自衛権行使容認など問題点を指摘しての可決でした。  

 一方、綾瀬市議会では「慎重審議」で案が出されたものの最終的に上程された案は、懸念される事態について列挙した文が全面削除というものになりました。それでも神奈川ネットワーク運動あやせでは賛成しましたが、僅差で反対が上回り、採択されませんでした。  

 自民・公明与党は明日の採決に対して、100時間超えの審議時間に国会で審議を尽くしたとの見解ですが、時間を費やしただけで十分な説明と議論がなされたとは言えません。  

 改めてここで安全保障関連法案の強行採決に対し、反対の意思を示すと同時にこの現状を多くの市民とともに共有していきます。